SPECIAL CONTENTS

  • 文章表現教室

自由に表現していいんだ。書くことへのハードルが下がり、伝える力が身についた

姉妹で文章表現教室に通ってきた、高校1年生のNさんと小学校6年生のKさん。妹のKさんは小学2年生から通い、5年生からはオンライン教室で授業を受けています。そんなお2人とお母さまに、文章表現教室に通うまでの経緯とその後の変化について聞きました。

書くことへの抵抗感が減り、3年連続で入賞

どのような経緯で文章表現教室に通われることになったのでしょうか。

長女が小学校4年生の頃、学校から出された宿題を提出していないことがあったようなんです。その宿題というのが文章を書くような内容でした。どうやら文章を書くときに深く考えすぎて時間がかかっていたようで、苦手意識もあるようでした。 

それで、文章を書くことを体系的に教えてくれるような教室を探していたんです。そのなかで見つけたのが文章表現教室でした。体験教室に行ってみると、先生がとても優しく、安心してお任せできるなと思いました。できれば文章を書くような宿題も自分で取り組めるようになってほしいという思いもあって、入会することにしたんです。

文章表現教室に通い始めて、Nさんはどのような様子でしたか?

書くことに対して自分でハードルを上げてしまっていたところがあったようですが、通い始めてからはそれが下がったように感じます。私が宿題を手伝うことはなくなりましたし、提出していないこともなくなりました。 

中学受験の準備が忙しくて5年生の途中でやめてしまったのですが、文章表現教室で学んだことはその後にも生きていると思います。受験では国語の記述問題だけではなく、社会や理科でも説明を求められるような問題が出ます。そのような問題でも抵抗なくスムーズに解けるようになったようです。

また、進学した中学校では、毎年税に関する作文を出すのですが、おかげさまで3年連続で入賞しました。それには私もとても驚いています。これも文章表現教室で学んだことが生きたのではないかなと思っています。

姉 Nさんのコメント

現在高校1年生のNさん 小学4年生・5年生でベネッセ文章表現教室を受講

文章表現教室に通う前は、苦手なテーマだとなかなか書き始められませんでした。それが、通い始めてからは「1つだけではなくいろんなアイデアを書いていい」と知ったことで、すごく文章が書きやすくなりました。 

例えば、「1つの課題に対して3つの解決策を出す」「4つのイラストに合わせて起承転結で物語を書く」など、自由度の高いテーマが多かったと思います。先生は私が上手く文章を書けなくても否定したり怒ったりすることはありませんでした。「次はこうしてみよう」と建設的なアドバイスをくれ、さらに書きたくなるような言葉をかけてくれることが多かったです。今は、文章を書くことが楽しいですね。特に、文章全体を見て文体や語尾をバランスよく整えることに面白さを感じます

オンライン教室でも、90分間集中力途切れず

妹のKさんは、お姉さんの様子を見て文章表現教室に通うことにしたのでしょうか。

そうですね。長女のお迎えに行くときについて来ていたので、教室や先生の雰囲気はわかっていたのではないかなと思います。本当は小学校1年生から通わせたかったのですが、文章表現教室は2年生からではないと通えないんですよね。なので、1年間待って2年生の最初から通うことになりました。最初の3年間は教室に通っていて、5年生からはオンライン教室に切り替えました。 

どのような理由で、オンライン教室に切り替えたのでしょうか。

家から教室までの距離がそこまで遠かったわけではないのですが、やはり天候によっては通いづらい日があったり、「無事に着いたかな?」と心配になったりすることもありました。オンライン教室であればその点は安心ですし、往復にかかっていた時間を家で過ごす時間として使えるのもいいなと思っていたんです。

ただ、次女はオンライン授業を受けることには抵抗感があったようです。それでしばらくは教室に通っていたのですが、試しにオンラインで授業を受けてみると、いい意味でイメージと違ったようで。それから、オンライン教室に切り替えることにしました。 

実際にオンライン教室に切り替えていかがですか?

今ではすっかりオンライン授業に慣れたようです。オンラインにしたことによって、実際に通うよりも何かが劣っていると感じたことはありません。

少し心配していたところとしては、どうしても実際の教室に行くよりもオンライン教室は集中力が切れやすいのではないかという点でした。そこも問題なく、授業中にぼーっとしている様子はありませんね。きっと先生が声をかけてくださり、工夫して授業を進めてくださっているんだと思います。

次女も長女と同じように、言葉を使って表現することをとても楽しんでいるようです。学校の先生からは、個人面談で「Kさんの表現力や語彙力が素晴らしいですね」と言われたこともあって、得意なことのひとつになっているのではないかなと感じています。

妹 Kさんのコメント

現在小学6年生のKさん 小学2年生からベネッセ文章表現教室を受講

文章を書くことは好きでしたがあまり得意ではなかったので、先生にしっかり教えてもらいたいなと思っていました。「オンライン授業だと、先生に見てもらう時間が少なくなってしまうのではないかな?」と思って、抵抗感があったんです。ただ、実際にオンライン授業を受けてみると、先生に教えてもらえることには変わりないなとわかりました。質問はしやすいですし、先生から質問されることもあります。書いた文章は最後に発表するのですが、恥ずかしいと感じることはありません。みんな自由に自分が感じたことを表現しています。 

社会でも必要とされる力が身につく場所

文章表現教室の魅力は、どのようなところにあると感じますか?

子どもがどんな文章を書いても、先生は「これは違うよね」などと否定することは絶対におっしゃらないんですよね。子どもがやる気になるような関わりをしてくださいます。お迎えに行ったときにも、今日やったことに加えて、「こんなことを頑張りましたよ」と子どものいいところを話してくださることが多かったなと思います。親にもそういう話をしてくださると、とても気持ちよく通わせることができるんですよね。 

最後に、文章表現教室に興味を持たれている方へのメッセージをいただけますか?

私自身、仕事をするなかで文章を使って表現する力の必要性を感じる場面が多くありました。書くことは、自分の考えを整理してそれを論理的に伝えることだと思います。生きていく上でずっと使うスキルですよね。文章表現教室は、それを子どものレベルに応じて体系的に教えてくださる場所だと思います。

「受験するかしないか」「文章が苦手か得意か」などに関係なく、まずは文章表現教室に通うことを検討してみてほしいです。長女と次女を見ていると、文章を読み解く力や要点をまとめる力は確実に身についているなと感じます。

学年が上がれば上がるほどレベルは上がっていきますし、子ども自身が苦手意識を持ってしまうこともきっとありますよね。なので、なるべく年齢が低いうちから始めて、自然に文章に触れる機会をつくっておくのが理想的ではないかなと思います。

この記事をシェアする!

  • X
  • Facebook
  • LINE